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腹式呼吸のカンジはなんとなくつかめましたか?発声にとって腹式呼吸の必要性は大きく二つ
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あります。一つは呼吸量をふやすため、もう一つは吐く息にスピードをつけるためです。
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吐く息にスピードがないと、通る声になりません。よく通る声に必要な呼気の速さは、風速
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40メートルと言わています。それも瞬間風速でなく10数秒間は維持出来なければなりませ
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ん。
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これが出来る人は、肺活量が多いのでなく吐く息に無駄がないのです。よく私は肺活量が少な
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いからだめなんですぅ、とおっしゃる方がいますが関係ないです。そもそも肺の大きさにそん
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なに差があるわけじゃないですから。肺活量が少ないということは、呼吸が下手ということな
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んですね(^_^;)。だから大丈夫、肺活量は多くすることが出来ます(^^)。
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呼気が弱い(スピードがない)と声帯に負担をかけます。通る声、大きい声にしようと努力す
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ればするほど、声帯を痛めるという悲惨な悪循環に陥ります。少しでも心あたりがある人は、
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出来れば発声をしばらく止めて身体作りと腹式呼吸の完全マスターに専念して頂きたいです。
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だって、せっかく歌うなら、あるいは声を使うお仕事や趣味を持っているなら、いい状態で使
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い続けたいですよね。声帯は、一度痛めると修復が難しいんです。ポリープなどは手術しても
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以前と同じ声が出る保証は全然ないんですよ(^^;。・・・ちょっと脅かしすぎかな?(笑)
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さてテストです。あなたの呼気にはスピードがあるか?「ウ」のロングトーン発声をします。
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音の高さは出しやすい高さで結構です。特に大きな声を出す必要はありません。息の続く限り
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発声します。口の3センチくらい前に手のひらを当てます。さぁ、そうぞ!
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そのときあなたの息は、1暖かい 2涼しい
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息の当たる感じは、1ほわ〜っとしてる 2集中して一点に当たる感じ
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さてどうでしたか??答えは最後に書きますね。
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ここでちょっと話題を変えて、腹式呼吸で間違えやすく、実は絶対に間違えてはいけない点に
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ついてお話したいと思います。前回、お腹の中にビーチボールをイメージして頂きましたね。
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お腹のかなり下の方でしたよね。このかなり下の部分、おへそからさらに10センチくらい下
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の部分を動かすことが重要です。丹田と言われる部分ですね。ここは通常動きません。動かそ
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うと思っても、最初はなかなか動かないでしょう。みぞおちからおへそあたりは、割と楽に動
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きますね。だから腹筋を入れるというと、このあたりをへこます、堅くするとみなさん思うみ
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たいです。もちろん主に使う腹直筋は、肋骨の下から恥骨のあたりまである2本の筋肉ですか
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ら、丹田をへこませたらその上の部分もへこんでしまいます。でも、上の部分をへこませても
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丹田はへこみません(^^;。意識はいつも下腹に置いておいてください。むしろ緩ませるような
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気持ちで。この丹田が、呼吸源、発声源とイメージしましょう。
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さて先ほどのテストの正解は、両方とも2番です。息が暖かいのはスピードがないからです。
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ほわ〜〜っとしてるのはスピードがなく、さらに無駄な息の使い方をしてるからです。
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実感出来ない人は口笛を吹いて、手のひらを当ててみましょう。わかりましたか??
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次回は腹式呼吸の仕上げとして健康などに及ぼす影響について書きたいと思います。
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00.05.06
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