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声の豆講座


8実践!腹式呼吸

腹式呼吸に必要な諸条件を書いてきましたが、今回はついに腹式呼吸を覚えて頂き頂きます!

思えば長い道のりでした(笑)呼吸というのはもともと無意識でするものですから、それを意

識的に変えていくのは難しいし、時間がかかります。私が教える場合寝て行う方法から始めて

お腹の動きや脇腹、背中の動きなどを一つ一つチェックしていきますが、ここでは最もわかり

やすく間違いのない方法を書いていきます。

イスに座っているなら、腹筋背筋を立て(もちろん意味はおわかりですね、忘れちゃった方

は、腹筋背筋の項目参照)上半身の力を抜いてまっすぐ座ります。足はやや開き、安定した姿

勢を維持し、イスには浅めに。両手のひらは上に向けます。床に座っているなら、あぐらの方

が正座よりいいですが、正座でもいいでしょう。姿勢はイスの場合と同じです。軽く目を閉じ

て、これから書くことをイメージしてください。

お腹のお臍の少し下と背骨が交わるところを真ん中に、スイカくらいの大きさのビーチボール

があります。このビーチボールは、鼻と口に管でつながっています。イメージ出来ました?

ビーチボールの管でつながっている部分に、針で小さな小さな穴を開けましょう。(ん?そん

なこと不可能なんて言わないでね、イメージだから出来ちゃうんです)するとビーチボールか

らすこしづつ空気が出ていきます。口からすこ〜しづつ息が出ていきます。息を吐こう、とい

う意識はいりません。針で穴を開けたので、自然に出てしまうんです。だんだんビーチボール

が小さくなって行きます。まだ空気は入っています。ここで腹筋を使ってビーチボールをぺた

んこにしてしまいます。お腹と背中の皮をくっつけてしまうような気持ちでね。空気は残さな

いでくださいね。腹筋の力が弱いと、ここでビーチボールをぺちゃんこに出来ず、完全な腹式

呼吸が出来ません。空気を残さないために、かなり腹筋を使いましたね、お腹はぺたんこです

ね?それではその内側に向かって押さえ込んでいる力を、思い切って外側に解放しましょう。

口は閉じていてください。すると鼻から管を通ってビーチボールにどっと空気が入ります。

息を吸おうという意識はいりません。持たないでください。ちょうど、カラっぽのスポイトを

水に入れたときみたいに、ビーチボールは再び空気でいっぱいになります。肝心なのは、吐く

こと、からっぽにすることなんですね。そうすれば、出た分だけ必ず入ります。入ったときは

お腹が膨らみ、脇腹から背中にかけても膨らみます。

よくある間違いは、息を吐くとき身体が沈み吸うとき伸びるというもの。上半身は動かないよ

うに上下運動をしないように注意しましょう。どうしてもそうなってしまう人は、基礎的な腹

筋背筋がないです。鍛えましょうね〜。また慣れないと、お腹の力を緩めただけで空気が入る

ってなかなか信じられないみたいですね。それでさらに胸の上部で息を吸ってしまい、ここで

浅い呼吸に戻ってしまうんです。吐ききってさえいれば、お腹を緩めるだけで100%空気が

戻ります。信じてください(笑)この練習は、吐くのに20秒以上、吸うのは2〜3秒くらい

かけてください。これは、あくまで練習ですから普段ここまで深い呼吸はしなくていいんです

よ(笑)安心しました?でも基本的な身体の使い方は同じです。普段の呼吸は、腹式呼吸をし

ていれば1分間に12回以下になるはず。ちょっと今1分間の呼吸数を測ってみてください。

吐いて吸って1回です。どうですか??1分間の呼吸数が15回以下ならまあ合格です。

15回以上のあなたはアブナイです(^^;。心臓と肺に負担をかけて、新陳代謝が悪くなってい

るはず。腹式呼吸に治してくださいね。お金いらずの健康法ですよ(爆)。なお、普段の吸気

は鼻から行ってください。次回は、腹式呼吸がなぜ必要かというお話をしましょう。

                             00.05.05
   

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