から揚げの中に異物

から揚げの中に異物

私が仕事から帰る途中、かみさんからの着信。私は電話に出るべく運転していたクルマを一度コンビニの駐車場に停め、電話に出ました。

「うぃ、どうしたの?」

「あのね、今日買い物にいけなかったから夕食はお弁当屋さんに注文したの」

「うん」

「で、30分後に取りに行くってお弁当屋さんに伝えてあるんだけど……」

「今帰宅途中だから帰りに寄ってくよ」

「あぁ、助かるわ!」

その日は昼から凄く強い雨が降っている日でして、私が帰宅していた時間帯も凄い雨が降っており、クルマに大きな雨粒が音を立てていました。

かみさんの買い物は基本的に自転車です。そのため、雨の日には買い物が大変ですし、何より危ないですから、今日は買い物に行けなかったようです。

そういえばお昼頃かみさんから「今日はすぐに帰ってくる?」というメールを受け取っていたのですが、どうやらあのときから外の天気を見て買い物は諦めていたということだったのでしょう。

私は家の近くのお弁当屋さんでかみさんが注文していたお弁当を受け取り、帰りました。

私のお弁当は、から揚げ弁当。あそこのから揚げは美味しい上にボリュームがあるので大好きなんですよね。いつもこのお弁当なので、かみさんは特に私に何を頼むか聞かずに注文していました。

今回もいつものように美味しくから揚げを食べました。ところが、食べてる最中から揚げに変な違和感が…… どうも噛み切れないものがあったのです。

私は口の中からその噛み切れないものを取り出したら、それはなんとビニールの切れ端でした。おそらく調理途中で混入してしまったのでしょう。長年そのお弁当屋さんを使用していましたが、そんなことは初めてでした。

かみさんにそれを伝えたら驚いていました。

幸い食べることなく済んだので、そのまま無かったことにしてしまっても良かったのですが、一応お弁当屋さんに伝えておくことにし、かみさんがお弁当屋さんに電話しました。

「あのぅ、先ほどお弁当を注文した者なのですが、から揚げにですね……」

事の経緯をしっかりとお弁当屋さんに伝えると、お弁当屋さんは大謝りでした。作り直してすぐに持っていき、お金も返しますとのことでした。

でも、私もかみさんもそこまでしてもらうことは求めていませんでした。ただ、このようなことがあったと耳に入れておいてもらいたかっただけなので、それに対する気持ちだけで十分でした。

クレームというつもりではありませんが、やはりこういう出来事があったら、うやむやにしないでちゃんと伝えるべきですよね? そのほうがお店の為になると思いますし。

ジープコンパス

買換えられないブラウン管TV

「TV古いですねぇ」

私の家に誰かしら訪ねてくると、必ずうちにあるTVに対してそのようなコメントを抱きます。確かにその通りでかなり古いです(笑)

パナソニック製で、気がつけ約20年前のTV。当然液晶でもプラズマでも無く、ブラウン管です。今やブラウン管のTVを使っている人は本当に少ないでしょうね。

買換えないのか? とよく聞かれるのですが、買換えるつもり全然無いんですよね。だって、ちゃんと使えるのですから。画面も大きい(確か40インチ位だった気がします)ので、不備は一切ありません。ちょっとだけ色味がくるっているかな? と思うことは稀にありますが、気にしなければ気にならない程度です。

私は物を大切にしたい性格なのです。家具も家電も車も。これまで壊れて日常に支障が出ない限りは一切買換えはしません。

この私の頑固な考えに苦労をしているのは、2人の娘。特に下の中学生の子は、しょっちゅう「なんでTV買換えないの~?」と私に訴えてきます。

娘の部屋には液晶のTVを置いてあげているのですが、映画などを観る時は大きな画面で見たいので今のブラウン管TVを使うので、映画を綺麗に観るためにも買換えて欲しいと言うのです。

また、友達に見られるのが恥ずかしいのだとか。下の娘の同級生にはブラウン管を滅多に見たことがない子もいますからね。ものすごく珍しい目で見るお友だちもいます。それが恥ずかしいのでしょう。デザインも古臭いので、貧乏臭い感じがするのは確かですから(笑)

確かに娘の言うとおり、恥ずかしいというのは頷けます。部屋のイメージも古臭く感じてしまいますし、掃除をするときも大変です。重いので動かすのが辛いのです。しかしそれでもやっぱり、壊れるまではせめて使い続けたいのです。ある思いがありまして……

この大きなブラウン管のTVは、若い頃に無理して買った大切な思い出の品だったんです。

今住んでいる家を建てたときはお金が全然無かったのですが、TVだけは無茶して買いました。私もかみさんも映画が大好きでしたので、大きな画面で迫力ある映画鑑賞をしたいというのが2人の憧れだったのです。

今は亡きかみさんと、たっくさんの映画を観た思い出が、この大きな古いブラウン管TVにはあるのです。

そうそう買換えなんてできませんよ。